A circus starts a show in the desert without any audience. As the leader’s stomach opens for the stage entrance, her body fluid seeps out. Slowly the fluid changes its shape, and oasis animals start to emerge. They enjoy watching the show without thinking anything.

The main theme of this artwork is child mind in people. The circus represents childhood memories. There is no harsh thing in here. Even grotesque things like body fluid exist in nice colors.

『D1: 砂漠のサーカス団とオアシスの動物たち』

砂漠のサーカス団は誰も観客がいないままショーを始めた。 舞台への通路となっている団長のおなかはショーが始まってからずっと開いたままだったので、彼女の体液はとりとめもなくゆらゆらとあふれ出ていった。 それは空気中で徐々に形を変え色を変え、オアシスの動物へと化していった。 彼らの頭の中は空っぽで脳みそはとても小さい。 何も考えずただ流れてきた空気に揺られながらうれしそうにサーカスを観覧しているのだった。 
 この作品のメインテーマは人々が潜在的に持つ童心である。 サーカスは子供のころの記憶を表している。 ここでは辛いことは何もない。 体の中の液体のようなグロテスクなものでさえカラフルに存在している。